事務の進捗説明(組合解散など)と避難所開設・運営の手順の確認

予算決算委員会後に全議員を対象に各課から事務の進捗などについて説明を受けました。

1国土強靭化地域計画案(安心安全課)

パブリックコメントは12月23日にスタートします。

国土強靭化基本法に基づく計画で、国の計画、県の計画と市が調和を保つための指針となる計画を策定します。

2尾張旭市長久手市衛生組合解散(環境課)
尾張旭市と長久手市でし尿・浄化槽汚泥処理業務を共同で行っているが、平成25年1月に施設の老朽化と処理量減少による解散に向けた検討をすることを同意している。香流苑は閉鎖、昭和苑は継続使用と説明を受けていたものに対して、今後、尾張旭市との協議事項を確認しました。
(協議事項)
①組合所有の資産評価
②香流苑閉鎖業務に要する費用、香流苑売却までの維持管理経費、解散事務系などの負担割合
③香流苑の売却方法等

3資源回収奨励金見直し(環境課)
来年度は取りやめの方針

4多分化共生推進プラン(たつせがある課)
外国人市民の増加(平成28年:841人→令和2年:1,159人)に伴い、生活者としての支援、子どもへの支援などを明記する計画を策定します。
パブリックコメントは12月15日にスタートします。

5避難所開設運営の手順

避難所の開設・運営

新型コロナウイルス感染症対策も考慮して、避難所開設・運営に関する手順を一つ一つ具体的かつ分かりやすく示した手順書を8月に新たに作成したので、内容の説明を受けました。
避難所開設・運営の手順書(市役所ホームページ)

…いざというときに備え。避難所開設の際に利用するダンボールベットと間仕切りの組み立てを体験しました。
寝てみましたが、ダンボールと思えないほど安定したベットでした。
頭の上の部分は音や光を軽減するためのカバーです。
間仕切りは今回2m×2mの部屋を作りましたが、更に連結し4m×4mなど家族のスペースを作れます。

今回の避難所開設マニュアルの大きな変更点としては、次のことが明記(P11)されたことだと思います。
「自宅に被害がなく、生活を送れる場合、避難所へ避難する必要はありません。(自宅避難等は避難所の 3 密防止に繋がります)」

自宅避難等は避難所の 3 密防止に繋が

また、避難場所は体育館という考えでしたが、ゾーニングの必要性から校舎内の教室の使い方も示されています。
数年前に西小学校の校舎を使った防災キャンプの経験からも、家族や男女で教室を分けたり、階をわけることはもめごとの種を減らす意味でも良い策です。

避難所へ避難する際は「マスク、消毒液、体温計などを持参」と各自の備えを促す記述もあります。
もしもは無いにこしたことがありませんが、家族の必要分を備蓄することは日頃から心がける必要があります。

避難所の運営は、開設時は市の職員・学校職員が大きく動きますが、時間の経過とともに地域住民の対応が求められています。今回のマニュアルは82ページとボリュームがありますが、一度目を通して確認してくだいさい。
避難所開設マニュアル