議案第57号:リニモテラス公益施設整備工事請負契約の締結

本日閉会日。
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議案は全て賛成多数で可決です。

議員BOXには広報7月号が配布されていました。
P8-9で長久手市のお財布事情が大変厳しいこと
P10でリニモテラスについて記事があります。
広報7月号はこちら

▶︎議案第57号(リニモテラス公益施設整備工事請負契約の締結)に反対しました。
残念ながら・・・賛成多数で議案は可決です。

予算通過後も1億5千万円を超える契約については議会の議決が必要です。このため3月に令和2年度一般会計予算で工事費が可決していますが、今回工事請負契約の締結についてが議案として上程されました。
委員会では冨田えいじ議員が反対討論をし、
本会議では以下の反対討論をしました。

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議案第57号「リニモテラス公益施設整備工事請負契約の締結について」長久手グローバルネットを代表して反対討論をします。
令和2年度予算に付帯決議が附されているが、コロナ禍から「withコロナ」「新しい生活様式」が求められています。
市内に同サイズで利用目的に差異のない共生ステーションがありますが、一般の方がフリースペースを自由に利用することができない状態です。また、400mほど離れた武蔵塚にはまちづくりセンターがあり、市民のみなさんのまちづくりを目的とした活動・交流の拠点となる施設です。
400㎡弱の建物では特定の少数の方が利用することが懸念されるが、「正解のない中、いろんなことを試しながら運営していく」との答弁に続き、「ここまで関わった方のため、建設業界支援のために公共事業を進めることが使命」との答弁でした。正解のない中で、ここまで関わった方はたくさんいるがその方達の多くに建物を必要としているか聞くこともなく、新たな建物を急いで建てるばかりが公共事業ではないと考えます。
新型コロナウイルスによる未曾有の国難から、暮らし、雇用、事業を守り抜くための緊急経済支援策は数多く用意されていますし、「新しい生活様式」に中で必要な公共事業も変わってきています。
このタイミングで多くの市民への説明は後まわしにしたまま、開館後は毎年かかる指定管理料2,000万円に加え、1億2,000万円を超える地方債によって長久手市の将来世代へ借金を残すことは看過できないと考え、議案第57号「リニモテラス公益施設整備工事請負契約の締結について」反対します。

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