先週2月28日の議会運営委員会で、本日より予定していた代表質問・一般質問は中止となりました。予定していた。
質問内容は以下の3項目です。
1 災害時の備えについて
2 健康寿命と運転寿命の延伸について
3 教育行政について
以下、通告受付(2月12日)したものに、質問の意図を加筆してあります。(青文字)
1 災害時の備えについて
・・・新型コロナウイルス武漢肺炎について、長久手市新型インフルエンザ等対策行動計画に基づいた備蓄状況の確認、市役所業務についてBCP作成しを1日も早く公表することで市民の安全を守る必要性についてなど質問要望する予定でした。
⑴ 中華人民共和国湖北省武漢市において令和元年12月以降発生報告のある肺炎新型コロナウイルス「COVID-19」の日本国内感染者が1月16日に確認された。連日のニュースで感染者数の増加が伝えられ、感染予防に必要なマスクやアルコール除菌の製品が品切れとなっている。
ア 長久手市の備えはどのようか。
イ 長久手市新型インフルエンザ等対策行動計画は平成27年3月策定され「市民生活及ひ市民経済の安定の確保」として感染症対策等の十分な事前の準備を啓発することになっているが、啓発は十分行えているか。
⑵ 停電、断水の備えへの周知啓発の徹底が必要ではないか。
ア 市民の備蓄状況はどのようか。
イ 令和元年10月25日厚生労働省からの通知「災害時における授乳の支援並びに母子に必要となる物資の備蓄及び活用について」で液体ミルクの備蓄を進めるよう通知があった。長久手市でも備蓄が必要ではないか。
2 健康寿命と運転寿命の延伸について
・・・高齢者から「いかに免許を返納してもらうか?」ということが目的になりつつあるが、運転できることのメリットはとても大きい。研究から認知機能・運動機能が保てる運動(コグニサイズ)など取り入れた高齢者が運転寿命と健康寿命を伸ばせる施策へ提案する予定でした。
⑴ 令和2年度介護保険特別会計の予算は約27億円となり、10年前の約2倍になった。「人生100年時代」をいきいきと自分らしく安心して送るために、
ア 認知症対策の効果検証はどのように行っているか。
イ 国立長寿医療研究センターでは運転寿命の延伸について研究を進めている。免許返納により、要介護状態や認知症の発症リスクが高まることがわかったが、長久手市では高齢ドライバーに今後どのように対応していくか。
⑵ 平成30年第3回定例会でも紹介したが、大阪府泉大津市のあしゆびプロジェクトは幼児期からあしゆびを鍛え、体幹を鍛えることで、高齢者の転倒防止などを含む健康寿命の延伸を進めるプロジェクトである。効果の検証も行われ、活動が充実してきているが、長久手市も連携できないか。
3 教育行政について
・・・長久手市のコンピュータの整備率が低い(愛知県は全国ワースト1)が教育福祉委員会で1月21日大阪府箕面市へ視察し、これからの教育に不可欠なものであるとの思いと、国が進めるスケジュールに前向きな整備を求めるもの。また、放課後の学校の活用の提案。麹町中学校の3年間の研究結果からわかった脳の特性としての心理的安全下での教育効果の密接な関係を教育現場に取り入れていただけることを提案する予定でした。
⑴ 国は子どもたち一人ひとりに個別最適化され、創造性を育む教育ICT環境の実現に向けて「GIGAスクール実現推進本部」を令和元年12月19日設置し、全国一律の環境整備が必要だとの考えのもと予算を組んでいる。
ア 小中学校のコンピュータ整備状況は全国平均が5.4人に1台だが、長久手市は8.78人に1台とあまりに整備が遅れている。1月に教育福祉委員会で視察した大阪府箕面市では児童用のタブレット1台が1万6,000円で調達できたとのことだった。「児童生徒1人1台コンピュータ」の実現に向けて、環境整備はどのように進めるのか。
イ デジタル教科書などソフト面の導入はどのように進めるのか。
ウ 日常的に活用するために、教員の研修、ICT支援員の配置はどのように進めるのか。
⑵ 教師の「働き方改革」が進められるなか、名古屋市では新年度から小学校の部活動を民間委託する方針である。多様な活動を選択できる仕組みに変え、子どもたちは様々な運動、文化に触れ、教員、担任以外から指導を受ける機会が得られる構想である。これからの時代を生き抜くためには、人に寄り添い思いを分かち合う能力が今まで以上に必要になっていくと考えるが、長久手市でも放課後の部活動で子どもたちに良質な体験の機会を創造しないか。
⑶ 東京都千代田区立麹町中学校では、子どもの自律性を高めるには、経験を通して得たことを俯瞰して見る力(メタ認知能力)を教育に活かす取り組みが研究されたが、長久手市の教育に活かしていかないか。
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