ASEC 視察

今日は、尾張東部衛生組合議会で瀬戸市北丘の一般廃棄物最終処分場とASEC(愛知臨界環境整備センター)に行政視察に行ってきました。

どちらの施設も、長久手のゴミの最終処分場です。

ASECは、知多郡武豊町衣浦の海に、500億円の建設費をかけて作られ、平成22年より愛知県全域の廃棄物最終処分場として受け入れを開始した施設です。
受け入れられる廃棄物の量は496万㎥(東京ドーム約3杯分)。
当初、13年間の受け入れを想定していましたが、平成27年3月末までにおよそ20%に埋めた状態なので、もう少し長く使えそうだと言うことでした。

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廃棄物の汚染が海に出ないよう、護岸には遮水シートを二重に敷き、ケーソンと呼ばれる鉄筋コンクリートの巨大ブロックが使用されています。

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ASECまでは、片道1時間以上。
長久手のゴミが晴丘センターで燃やされ、遠くまで運ばれていると実感しました。
尾張東部衛生組合(瀬戸氏、尾張旭市、長久手市)からの搬入量は、名古屋市、一宮市に続く第3位、5500tほどで、全搬入量の8%ほどです。
もちろん5500tのゴミの搬入にはお金がかかっていて、年間8,000万円。

最終処分場が長く使えるように、資源にならないゴミ(消却灰)が少しでも少なくなるように。
家庭では、ゴミの分別を徹底し、パッケージの少ないものを買うよう心がけたいと思います。