予算決算委員会が開かれました。
議案第1号令和2年度一般会計予算は総額204億4,000万円。
この中に、リニモテラス整備事業2億1,199万2千円が含まれています。
このリニモテラスの建設に反対と会派の中で話がまとまり、リニモテラス整備事業費を除いた修正案を大島議員が提出されたので賛成しました。
修正案の内容は、総額204億4,000万円からリニモテラス整備事業2億1,199万2千円のみを引いたものです。他の予算の部分は一切、加除を行っていないものです。
通常は議案第1号から審査されますが、議案第1号の修正案が前日までに提出されていたことから1番目に審査されました。
▶︎結果は、賛成少数により「修正案は否決」
▶︎続けて、令和2年度一般会計予算は総額204億4,000万円はリニモテラス事業を含むため反対しました。「令和2年度一般会計予算は賛成多数で可決」
▶︎▶︎▶︎その後、川合議員から附帯決議が提出され、暫時休憩となり。
内容について話し合いが行われ、意見を汲んでいただき、「附帯決議は全員賛成」で附すこととなりました。
附帯決議
令和2年度長久手市一般会計予算のうちリニモテラス事業については、長年にわたり議論され、素案も何度か示されてきたが、ようやく予算化された。その執行にあたっては、市民が納得できるよう下記の事項に留意して進め、市民、議会に説明すること。
1 リニモテラス公益施設建設について必要性を確固たるものにすること。特に「観光交流」「大学連携」「子育て支援」「多文化共生」の四つの柱については具体的に何をするか明確にすること。
2 運営の方法については、再度その仕組みを検討すること。
その他、13の議案についても可決されました。
(↑リニモテラス公益施設整備基本計画のイメージも2階建)
「リニモテラスって?」
私の理解では、11年前の第5次総合計画でリニモ古戦場駅に賑わいを作るため民間施設の誘致とともに4つのテーマ「観光交流」「大学連携」「子育て支援」「多文化共生」の公益施設を主要事業として作ろうと始まったもので、市民が委員となって真剣な議論が交わされていたがイオンが建つときに間に合わなかったものです。
平成28年からは毎年、運営主体探しや市民ボランティアの発掘に予算が計上されてきましたが、結局主体を担う市民団体が結成されることはなく、平成30年度、基本設計では2階建てか3階建て(延床1,740㎡)となっていたものが、400㎡共生ステーションサイズダウンされました。計画上、利用者駐車場は障がい者駐車場のみの木造建築です。
今夜、明日の本会議の討論準備をします。
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