こんばんは。長久手市議会議員なかじま和代です。
長久手市役所を朝9時に市のバスで出発し、南木曽町へ向かいました。
南木曽町と長久手市は、昭和36年の愛知用水通水以来、水を通じた命の交流を続けてきました。
①柿其水路橋(重要文化財 近代化産業遺産)をくぐり勝野木材さんへ。
長久手市の出産祝い事業として、木曽の木材を使用した選べる木のおもちゃセットを用意していますが、その一つを作っている(株)勝野木材さんを見学しました。
手入れされた森林が持つ保水力や二酸化炭素を吸収する役目を担うことからも基幹産業として林業が成り立つような取り組みを切望していることなどを伺い、加工現場を見学しました。
②特産品販売所「道のオアシス 三留野宿」
桃介橋などの近代化産業遺産はバスの車窓から見ました。今年100年目だそうです。「道のオアシス」は、和柄の生地で手作りされた伝統防寒着「なぎそねこ」や木曽ヒノキを使ったベンチから箸置き、おもちゃ、漆塗りの食器、五平餅、野菜などの販売をしています。土日は蕎麦打ち体験ができるようです。
私はお米を炊く時用に5号升を購入しました。良い香りです。
③4月にオープンした「妻籠町並み交流センター」
長久手市議会と南木曽町議会で議会事業の情報交換。
木曽ヒノキやカラマツなど地元材がふんだんに使用された多目的施設で森林浴をしているような香りです。
お昼は体育館で南木曽町の萬屋さんのお弁当1500円をいただきました。木曽の郷土料理をふんだんに盛り込んであり美味しかったです。実店舗は築100年以上の古民家でランチもオススメです(要予約☎0264-24-0787)
議会事業の情報交換を行いました。長久手市議会からは主に「ペーパーレス」「子ども議会」についてお話をしました。
南木曽町は長久手と比べ、広さは10倍、人口は15分の1。保育園が4園から1園に集約され認定こども園となったこと、それまでの施設は未満児用の施設としていること、議会報告会の開催や各地区での活動についてお話いただきました。
④妻籠宿「歴史資料館」
昭和51年に「重要伝統的建造物群保存地区」に選定された妻籠宿の町並みは現在も暮らしながら「売らない・貸さない・こわさない」を信条に街道から1.5m?の家の中までを守っています。
島崎藤村の初恋の相手「ゆふ」さんの嫁ぎ先で国重要文化財「脇本陣奥谷」では、囲炉裏に火が入っていて煙が立ちのぼっていました。この季節、正午ごろには美しい斜光が見られるそうですが、生憎の雨で見られませんでした。
南木曽町議会の皆様には歓迎いただき感謝しています。
コロナ禍による観光客の減少は深刻だったそうです。そろそろりんごが色づき、紅葉が美しい季節です。ぜひお出かけくださいね。
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