こんばんは。長久手市議会議員なかじま和代です。
今日は、第20回政二塾でした。
地方自治体の視点からの介護問題などについて、千葉商科大学 商経学部 齋藤 香里(さいとうかおり)教授にご講義いただきました
経済学の視点から介護について研究していらっしゃる先生です。
「介護保険とはどういうものか?」という基本的な仕組み、介護保険料の地域格差、介護リテラシーについてご講義いただき、その後質疑応答の時間をいただきました。
(メモ)
介護の相談窓口は「地域包括支援センター(長久手市HP)」・・・3小学校区に1つの目安
・長久手小学校・東小学校・北小学校・・・長久手市社会福祉協議会地域包括支援センター0561-64-1155
・長久手西小学校・市が洞小学校・南小学校・・・愛知たいようの杜地域包括支援センター0561-64-5174
ケアマネージャーは介護者が選べる。(合わない場合に変えることができる)
認知症サポーター養成・・・コロナ禍で開催が難しい
2025年問題…団塊の世代が後期高齢者になることで社会保障費の増大が見込まれる問題。
70歳前半ではのアクティブな高齢者が多いが、75歳を超えると要介護や病気が出てくる割合が高くなる。
長久手市の介護保険料(月額)5,345円は、お隣名古屋市6,642円より安いが、県内最安保険料の小牧市4,304円と比べると月額1,000円以上高い。(介護保険料には地域差がある)
介護保険料は安くなる?・・・元気な高齢者が多ければ、(要支援・要介護者が少なく、介護サービスの利用[特に、施設サービスの利用]が少なければ、)安くなる。
ドイツやフィンランドの事例もお話いただきました。ドイツの施設で政治についてディスカッションが行われていたというお話にはびっくりしました。政治の話は地域、職場、友達同士でもなかなか話題にすることが難しい空気があったりする日本との違いが高齢者施設の中でもなのか・・・と。
コロナ禍で外出を控えたことなどに起因し、フレイルなどが心配されます。今後は、介護される人、介護する人、そのどちらにも家族がいて、みんなが幸せに年をとれる政策を広い視野を持って構築する必要性を感じました。
それでは、また。
ヤッホウ❣️
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