視察:大府市コラビア「外部の人間だからズバリ!」

「NPO法人などの団体委託による市民活動の中間支援について」
大府市、日進市の取り組みについて、尾張旭市 松田賢(まつだまさる)市議会議員とお話を伺いました。

大府市は、平成21年 大府市森岡町に「大府市民活動センターコラビア」を開設しました。
午前中は、コラビアで「市民活動の中間支援について」お話を伺い施設内を見学しました。

10個目の公民館では無い、協働まちづくりの拠点として機能するため、プロポーザルにより指定管理委託を受けたのが、NPO愛知ネットさんです。

コラビアは、中間支援(人・モノ・カネ・情報の仲介・NPO間のネットワーク促進)をするための施設として認知、口コミにより相談業務していることが知られ、団体活動に関する相談(立ち上げ、企画方法、連携、助成金申請)が年々増加しています。
NPO愛知ネットは大府市のNPOではありませんが、よそ者の視点を持っていること「市外で当たり前のことがアドバイスとして貴重。しがらみが無く、外部の人間だからズバリ言える改善アドバイスがある。」を強みにしています。

協働推進生涯学習課という長い名前は、協働推進課と生涯学習課が一つになったもので、これが生涯学習や社会学習にプラスになったということです。

650円のワンデイシェフは開設当初から行っていて、予約して利用できるそうですが、人気があり、市民活動に用事がなくてもランチを目的に来館するきっかけになっているということでした。いい匂いがしました。

愛知ネットのコラビアセンター長さんも楽しそうな様子で「ここは来やすいって言ってもらえる」という言葉に納得しました。

職員は9名、窓口での相談事は毎週全体ミーティングで共有しているそうです。

お昼は、大府駅前のKURUTO大府にてパスタランチを注文しました。
地元野菜たっぷりで、たくさん噛み噛みしました。

午後は日進市市役所で「日進市にぎわい交流館(市民活動の中間支援)の指定管理について」伺いました。

市直営の管理、業務委託などを経て平成23年から指定管理の体制を取っています。
にぎわい交流館は元はうどん屋さんだった建物だそうで、名残があちらこちらに。

会議室利用が無料なこと、ワンデイシェフ方式によるランチの提供なども利用者増につながっているそうです。
平成29年度は45,000人ほどの利用があり、260団体が利用しています。

大府市、日進市職員様、視察の受け入れ、資料のご準備など本当にお世話になりました。