赤穂義士と武士の美学(林ゼミ)

今朝は外階段の掃除を一緒にしました。ほうきを持つ力がまだ弱いのですが、根気よく落ち葉を掃いてくれました。

名古屋綜學院 林ゼミ第2期12回目は「忠臣蔵」

忠臣蔵は吉良上野介(きらこうずけのすけ)が意地悪な悪役、若くして亡くなった浅野内匠頭(あさのたくみのかみ)の受けた仕打ちや江戸城本丸、松の廊下での事件での幕府の対応に赤穂武士たちが立ち上がり敵討ちした話という程度でしか知りませんでした。

今回は受講生の中に西尾市のかたがいて、吉良上野介は地元で名君として今も慕われているときき、物語は一方から見ては行けないなと思いました。

敵討ちに討ち入りという今では考えられない展開ですが、赤穂義士46人の切腹後12日後には江戸で 『曙曽我夜討』(あけぼのそがのようち) という芝居としてこの仇討の様子が公演されたそうです。(すぐ公演取りやめになったそうですが)
人形浄瑠璃『仮名手本忠臣蔵』や歌舞伎の人気演目として親しまれ、桃太郎の鬼退治のように善と悪のように定着してしまったんだろうと思うと、吉良上野介の地元は悔しい気持ちがあるだろうな。

桜花会館からの愛知縣護國神社
今朝は数検の親子がたくさんでした。

愛知縣護國神社

名古屋綜學院 林ゼミ第2期は今日が最終回。
次は第3期がスタートです。
受講生募集中「名古屋綜學院 林ゼミ第3期」

【第 1回】1/9㈯   人間は本来もっとすぐれたものである~松下幸之助と「新しい人間観」の提唱
【第 2回】2/6㈯   文明法則史学と約40年前に示された「今後の予想」とは?
【第 3回】3/6㈯   明治維新から1世紀半~日本に溜まった5つの歪みとは?
【第 4回】4/10㈯ 江戸時代が苦しかったというのは間違い⁈~江戸日本学と日本人が失ったもの
【第 5回】5/8㈯   武芸者の心得と勝負事のコツ~占部兼好と『徒然草』前編
【第 6回】6/5㈯   武芸者の心得と勝負事のコツ~占部兼好と『徒然草』後編
【第 7回】7/3㈯   すべての人に仏性があり、誰でも覚者になれる~最澄に学ぶ人間大肯定の精神
【第 8回】8/7㈯   道徳と経済は一体~天地人・二宮尊徳と報徳の教え
【第 9回】9/4㈯   大和言葉の霊魂観「ミタマ」~なぜ人間は崇高にして偉大な存在なのか
【第10回】10/2㈯ 合氣は愛氣!合氣道開祖・植芝盛平が教える魂の救いと和合世界
【第11回】11/6㈯ 出会い・学問鍛錬・自覚、そして仲間が自分を大きくする!~龍馬・海舟・西郷伝
【第12回】12/4㈯ 志の無い者は、魂の無い虫と同じ!~橋本左内15歳の書「啓発録」の衝撃