メタ認知と教育

今日も日帰り千代田区立麹町中学校へ。

現在アマゾンでもベストセラーにランクインしている「学校の「当たり前」をやめた。生徒も教師も変わる! 公立名門中学校長の改革」
工藤勇一校長先生のお話をうかがいに日帰りです。

今回は脳科学者 DAncing Einsteinの青砥瑞人さんの講義がありました。

「脳についてはわからないこともたくさんありますが、仕組みがわかってきた部分もたくさんあるんですよ。」と。
科学的立場から脳の働き方の仕組みについて教えていただきました。

ざっくり言うと、

普段は、おでこの内側が司令塔としてからだに信号を送っている。けれど、極度のストレスを受けるとここの部分が機能しなくなり、信号を出さなくなる。これは太古の昔から人間が自己防衛のために身につけた能力で、端的に言うと頭が真っ白の状態。

真っ白になったら、正常な判断ができない。

問いに答えられず、頭が真っ白になる経験。
仕事が山盛りで、頭が真っ白になる経験。
怒鳴り声に、頭が真っ白になる経験。
・・・
確かにあります。

それを回避するのに必要な力が「メタ認知」。

客観的にみて、整理する力。

良いストレス、適度なストレスによる脳のパフォーマンスアップ効果の話も面白かった!

ストレスを子どもに与えることが否定されているような時風がありますが、その子に必要な良い具合のストレスなら、ストレスがあったほうがいいってこともある。

脳の仕組みを聞いて、現実の体験の中にその仕組みを実感した体験をグループワーク。

一つの話を一緒に聞いても、受け止める部分がそれぞれの体験に基づくので違っていて学びが深まります。

木村泰子先生、工藤勇一先生からも発表があり、お腹いっぱいな気持ちです。

1月26日に西尾市での出会いもふくらみ、大人の本気は面白い!を実感しています。

ご縁に感謝です💕