有料老人ホームどこにする?政二塾(オンライン講座)「老人介護について」

昨晩ば、議員錬成舎「政二塾」で2回目のオンライン講座。ZOOMを使って行いました。

講師は加納靖子氏「老人介護について」お話いただきました。

介護保険制度については、教育福祉委員会の所管事務調査で詳しく案内いただいて理解しているつもりでしたが、介護保険制度の認可施設(市からの助成がある)、認可外施設(女性はない)についてなど施設選びの参考になるお話でした。

「そもそも、法律に老人ホームという名称はないが。」

実態として、

介護保険制度を使わないホームで、2000万の敷金に月々50万円といったところの中には、マンション形態でケアする人は無資格というものもある。ところが、施設が介護保険の認可施設で介護保険を使えれば、同等のサービスが敷金無し月々16万となる。

▶︎介護保険制度の認定を受けていれば自己負担は1割、2割となるが、認定外だと全額負担になる。

▶︎認可施設には年1回の監査がある。その際に事故報告書の提出の義務があるが、認可外施設では監査はなく事故報告書提出の義務はない。

 

3年ごとに介護保険法の見直しがあり、2018年に地域包括ケアシステムができ、自治体レベルで施策が打てるようになったこと。国がモデルとして取り組んでいるのは、介護レベルが下がらないこと=現状維持。だが、老化はある現実。

「住み慣れた街で、住み慣れた家で」
在宅サービスへの移行を進めている・・・

「在宅サービスには介護、入浴、食事づくりのみ。このサービスだけで、家族が家を留守にして働くことができるのか?」という問題提起も。

要支援、要介護の判定には、歩行の状態、身嗜みがチェックされるということで、それぞれの区分での大まかな状態を教えていただきました。

質疑応答で質問が多くあり、丁寧に答えていただきました。

このご時世集まることがリスクになり、貸し会場が閉館していることも多くあります。ZOOMを使い2度目の講義はパソコンやスマホから20名が参加しましたが、加納先生に用意していただいた資料の共有などもスムーズな学びの時間になりました。

・自宅から
・洗濯を干しながら
・お菓子を食べながら
・出先の駐車場から

本当に便利です!

政二先生いつもありがとうございます!