令和元年9月尾三消防組合議会定例会

尾三消防組合議会が東郷町にある尾三消防本部で開かれ出席しました。

平成30年度決算認定を含む9議案を審議しました。
9月13日に議案説明会が開かれ、丁寧に議案を説明いただき、本日の本会議を迎えました。

尾三消防は5市町による広域消防です。

歳入の多くは各市町からの分担金で、長久手市は分担率18.8119%の633,044,000円です。
広域化により、初動体制、増援体制、大規模災害対応力の強化が実現しています。
また、消防や救急では1秒でも早く現場に到着することが大切ですが、現場到着時間についても各市町の境界付近においては広域化により現場に近い消防署から出動することで、到着時間の短縮が実現しています。

損害賠償請求訴訟を提起についての議案では、公正取引委員会が排除措置命令を出した5社による談合行為は全国249の消防本部で行われていたことなども明らかになりました。

すべての議案が賛成全員で可決しました。

11月5日6日に尾三消防組合議会議員視察研修が行われます。
大阪府泉佐野市にある「泉州南消防組合」、滋賀県栗東市にある「湖南広域行政組合」で消防広域化の先進的な取り組みを視察します。