視察:高浜市「学習支援事業STEP」

三河高浜駅前の高浜市の福祉施設「いきいき広場」で学習支援事業STEPについて視察させていただきました。


「いきいき広場」は、福祉事業の対象が個人への支援から、その方を含めた家族への支援の必要性へ時代が変化していることを受けて、相談先がわからない困りごとでも丸ごと受け入れることができる体制づくりのために整備されたものです。

このため「いきいき広場」には、地域包括支援センター、障害福祉、教育委員会、不登校など教室など全年齢対象の福祉サービスの窓口がそろっています。


学習支援事業STEPはおよそ2年前の平成27年7月からスタートしています。


対象者は、高浜市に居住する支援の必要な中学生・高校生が主です。

毎週土曜日9:30〜16:00(夏休みは週3)に、学習、イベントを通したキャリア教育、食事を3本柱に生活習慣を正し就労に結びつけていくことを目標にしています。

子どもの問題を放置することは、社会の損失であり、未来を作る子どもを地域で育むことは未来への投資であるという考えで取り組んでいます。

支援の体制は、地域の人、窓口の人が寄り添い力を合わせて構築されています。
参加の方法も、一斉募集ではない工夫がされています。

出向いてみないとわからないことが多かったです。
子どもたちの成長の場に、少しでも多くの希望ある未来が見えるような施策が必要だと実感しました。

昼食のいいにおい。見に行くと、野菜たっぷりの美味しそうな昼食が並んでいました。