自治基本条例検討委員会の名称が「自治KEN」に前回の会議で決まり、今回は『自治基本条例の意義・役割って何?』がテーマでした。
まず、昨年、自治基本条例策定に向け市内の地縁団体110団体と市民活動・ボランティア団体272団体を対象としたアンケートの結果を16の項目について説明を受けました。
こちらのアンケート回収率は55.8%です。(回答213団体)
(((アンケート結果の一部)))
自治基本条例に定めるべき項目として期待されるものは、
・まちづくりの方向性や将来像
・良好な地域コミュニティの形成
・市民と行政による協働のまちづくり
説明の後は、「まちづくり協議会」と「防犯で安心安全なまちづくり」の取り組みについて紹介がありました。
それから、7つのグループに分かれ、グループごとに「市役所など行政」、「自治会など地縁団体」、「NPOなど市民活動団体」、「議会」になりきり、それぞれの立場での自治基本条例の意義と役割を話し合いました。
参加した「NPOなど市民活動団体」なりきりのチームでは、
まちづくりの方向性が決まることが大切で、首長の交代でまちづくりの方向性が変わらないなど総合計画策定の根拠になれば、長久手市のなりたい街の姿にあう市民団体は将来にわたって活動を継続できるのではないかといった話をしました。
愛街精神!街を愛し、街で一緒に成長しよう!
この言葉、造語かもしれませんが、素敵な言葉だと思いました。
「議会」なりきりのグループは1つだった上、グループへ役を振る際に「一番難しい」と言っていたので、役になりきりにくかったのではないかと思ってしまいましたが、グループで40分位なりきっていただいたことで「議会」について当事者意識で考えていただけたので、出てきた意見に前向きなものもあり気づきがありました。
3回目ですが、一人一人の委員の方が意見を出し合え、その内容も前向きな意見が多く、初めて話す方の得意なことや性格が見える上、みんな長久手が好きなんだなぁと感じるいい会です。
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