保育園義務教育化(古市憲寿著)

秋の夜長。
今日は、主人が(長男を残し)子どもたちを浜松の主人の実家へ里帰りしています。少し無口になった長男と二人だと、何だか虫の音も大きく聞こえるような…

買っていて途中までだった「保育園義務教育化」古市憲寿著の本を読みました。

先日アップしたひと・まち・しごと創生総合戦略への会派提言でも少子化による人口減少に保育料ゼロを提言しましたが、この本では、少子化による人口減少について、お母さんの孤立感を主軸に子育て支援は経済成長につながるという内容をわかりやすく紹介しています。

保育園義務教育化

一人子どもを産むとお母さん!
お母さんは、子どもがいて幸せ!
って周りは言うし、それはそうだけど、それだけじゃないっ!

子どもが母乳を上手に飲んでくれない。言葉が遅い。オムツが外れない。肌が荒れている。電車に乗って静かに座っていない。学校でトラブルを起こした。・・・

そんな、すべての原因は家庭?育て方?=お母さんのせい

悪意はなくても、そう思っているひとたちがたくさんいること。

そういうお母さんにばかりに子育ての責任を背負わすのでなく、社会全体で子育てを担う。
保育園義務教育化によって、誰もが無償で、質の高い教育を受ける権利を持つ。

なぜ、労働力不足と少子化の時代に、働きたいという女性がここまで苦労しないといけないのか。
という問題に、こうしたらどうだ。と提案がいっぱいの本です。