教育福祉委員会視察(福井市)

福井市の『学校教育・中学校区教育と取り組みについて』視察させていただきました。

  

福井市に入ると祭りの提灯がたくさん出ていました。今週末7月31日(金)から3日間、フェニックスまつりがあるということです。福井市は、戦災や震災、水害という数多くの災害を乗り越えて不死鳥のごとく復興し、発展したということで、お祭りの名前がフェニックス(不死鳥)だということです。

 

  

福井市では平成19年から、2学期制を実施しているため夏休みは学期の途中で、子どもたちが9月からスムーズに一学期の総仕上げが行えるように補習が行われています。

福井大学からは、教員を目指す大学生がライフパートナーとして学校へ支援に入っています。

中学校区教育では、同じ中学校区内にある幼・保・小・中が一体となり子どもの学びの連続性など縦のつながりと、地域と協働して教育を進める横のつながり(ひろがり)に取り組むことで、入進学時の抵抗感の軽減や保護者・地域との関係で理解が深まること、教育活動への協力の進展などの成果が出ています。 3世代世帯が多く(全国2位)、共働き世帯の割合も多い(全国1位)ため、子どもたちが家に帰るとおじいちゃん、おばあちゃんが『宿題やったのか?』と声をかけています。

福井市は、全国学力・学習状況調査で全国平均を上回り、毎年、高レベルの結果です。

学力調査の結果は国から8月末に出たものを調査研究分析し、課題に対する改善策を教育委員会から各学校へ活用シートという形で発行するそうです。

今回の視察から、子どもと向き合う教員のかたの熱意と協働体制、家庭・地域の子どもを見守る多くの目など、当たり前にやってきたことが子どもたちの学力を支えている福井らしさであるとともに、長久手で真似できることもたくさんあると感じました。

 

帰りに越前そばを食べました(*^^*)

越前そばは大根おろし、ネギ、鰹節が乗った冷たいそばが特徴だそうです。