自然栽培の米づくりに米ぬかとおから

昨年、古代米「赤米」を育てた田で、春の野良仕事。

アートな田んぼ

今日の作業は、米ぬか&豆腐の搾りかす「おから」を撒き、鍬で漉き込みフカフカにします。

左が赤米の米ぬか、白色のおから

10時から2時間弱。今日は8名、予定していた部分を終えました。

この田んぼでは、肥料や農薬を使用せず、動物性の堆肥も使いません。

豆科の植物は、根粒菌と共生し空気中の窒素をアンモニアに変える能力があります。この、空気中の窒素を動植物が利用できる形態に変換することで窒素肥料が入った田んぼのようにすることができます。

美しくて懐かしいレンゲ畑。
レンゲが豆科の植物なので、田の肥料にすることができ一石二鳥の優等生です。
化学肥料を入れるより、レンゲ畑では土壌に住む微生物やミミズなどの生き物が住みやす環境になり、フカフカになります。

ナナホシテントウ

実は、秋にレンゲの種も蒔いたので、丸い部分にはこれからレンゲが見られるかも知れません。
ただ、発芽率が書いてあるような売っている種ではなく、自家採取の種なので、どうかな?どうかな?と楽しみにしています💕

長久手の給食に無農薬の有機米を使って欲しいと思っています。
日本では縄文時代後期に伝わったという稲作、農薬や化学肥料がない時代から作られ食べられてきました。
稲作の栽培方法は、いろいろな手法があり、今の手法は正解の一つだと思っています。

「できるだけ手軽に作れ、しっかり収穫ができ、給食に十分な量が採れること」を目指しています。

野菜の種や肥料の9割が外国に依存しています。食糧安全保障は喫緊の課題です。