農楽校(講義)夏果菜栽培のポイント

今日は向上コースになって初めての講義『夏果菜の栽培ポイント』で勉強しました。
夏果菜は、トマト、ナス、キュウリ、瓜物と夏を代表する実のある野菜のことです。

今日の講義は、なぜそうするのかがよくわかる楽しいお話でした。
『夏果菜は、自分の体を成長させながら実をつける。そのため全期間を通して窒素(N)が必要。』
『スタートが肝心、植え付けは条件を整えて!
夏果菜はあったかい(27度)のが好き。
だから、地温15度以上になってから植え付けをすること。
植えつけてすぐ、はじめに寒さにあたると葉が落ちてしまう。
でも、暑いのは苗が体力を消耗するのでダメ。』

お話は、どの野菜も誘引、摘芯、追肥をまめに行うと出来の良い野菜ができるということでした。

『野菜は、育ててくれる人の足音を栄養に育つ』と聞いたことがあります。
畑にまめに通い、観察。野菜の声なき声を聞く姿勢。
これが、美味しい野菜作りへの王道なんだろうと改めて思いました。