本日の本会議で第6次長久手市総合計画(ながくて未来図)が賛成9:反対7で可決しました。
総合計画は、長久手市が目指す10年後の未来像を描き、その未来像の実現のための取り組みを示す「まちづくりの指針」となる大切な計画です。
私 なかじま和代 は、反対討論をしました。
賛成討論を創生クラブを代表し 1件 ありました。
反対討論は、私を含め 5件 ありました。
私の反対討論を紹介します。
議案第23号第6次長久手市総合計画基本構想について反対の立場から討論いたします。
はじめに、多くの時間をかけ作成過程に携わった多数の市民の方々に敬意を表します。
賛成できない理由としては、総合計画が、基本目標、7つの分野の物語、政策がワンセットで記載することが重要であると説明を受けました。
理想の姿は、パートナーや出会いに恵まれた特別な人が主役です。
現実に助けが必要な方が、本市で2028年、どのような毎日に幸せを感じ生活しているのかの姿が物語にありません。
また、行政サービスを維持するためには、財源をどのように確保するのかが切実な問題ですが、その姿も物語にはありません。
物語をワンセットにしたことで、市民にわかりやすくなったとは思えません。
今後10年間、市の指針となる最上位の計画にこの物語が含まれることは、議決になじまないと考え、賛成できません。
理想の物語にならない、一人ひとりの普通の毎日に寄り添えるような行政運営の指針が必要だと考えますが、賛成多数で計画が可決となりました。今後これを指針に長久手市の行政運営がされることになります。
議員ポストには、長久手市総合計画の前期のアクションプランが投函されていました。
私は、議論の場に出てこない市民、出てこれない市民の声も大切だと思っています。
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