総務委員会で、小田原市の「ふるさと納税制度について」視察させていただきました。


小田原市はふるさと納税の返礼品に「まち歩き・ランチ・温泉・英会話スクール・農業体験など体験」「特産品」「人間ドック」「脳ドック」など236点の返礼品を用意しています。


2014年の小田原市への納税実績は7万円でしたが、2016年には17億5千万(1,752,403,201円)円です。

17億5千万円 のうち 10億程が経費 控除額は1億3600万円

つまり、6億円ほどが市への寄付、税収増になっているそうです!

さらに、交付団体のため控除の75%は戻ってくるので、実質的には7億ほどの税収増!です。

小田原市は特産品として、かまぼこ、干物、梅干しなどがありますが、それより多いのが104万円以上の寄付のメニュー「毎週」届く、旬のお花(52/1年間)のコースだそうです。

ふるさと納税の返礼品を増やすにあたり、商工会、商店街にある部会五十ほどに制度の仕組みを紹介し、説明会を開いたそうです。
現在200以上の返礼品がありますが、病院の行う人間ドック、脳ドックも同じ制度で利用できます。

歴史ある街なので、気風としてふるさと納税に手を出すべきではないという意見もある中、やらないままでは財政面でジリ貧になっていく危機感もあり、モノでつるのではなく、小田原の都市セールとしてスタートしたそうです。

街の商店は、ノーリスクで自社の製品が売れる点、ネット通販をしたことがない店舗のテストマーケティングとしても機能しているそうです。
市役所の窓口は、ネット通販の感覚でふるさと納税の寄付制度を使う方によるトラブル、生鮮食料品のセット数が足りなくなったことによるトラブルなどもあったようですが、季節による事務量の変化や利用者のニーズも経験によりわかってきたそうです。


ふるさと納税制度が、小田原市のまちのPR、地域経済の活性化にとても役立っていると感じました。

小田原城1泊など市の行事へのふるさと納税制度導入は進んでいないそうです。保守的だとの説明でしたが、市内の民間業者は、お客さんを増やしたいというアイデアの原動力が強いからだろうと説明でした。

長久手にはこれ!といった特産品が目立ってありませんが、ふるさと納税しやすい環境ができ、市場の拡大は今後も望めます。
7月24日のブログにも書きましたが、
長久手市は「返礼品競争には乗らない」という姿勢できた結果、平成30年の長久手市民の他市町への寄付額は332,032,304円です。これにより長久手市から流出する税金は145,953,545円です。

これからのふるさと納税は、
①行政課題を明確にして寄付を募る。
②小売店から病院、施術院、体験施設まで返礼品のアイデアは民間に任せる。

この姿勢が大事になってくるんだろう感じました。

視察の受け入れをいただきました、小田原市様、ありがとうございました。

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