教育福祉委員会を傍聴しました。
所管事務調査は「いじめについて」「不登校児童への対応について」の2件でした。
長期欠席の増加要因、欠席の要因について明言はなく、様々な要因との説明でした。
様々と一括りにしているように聞こえました。
小学校、中学校の長期欠席は
(平成23年小学校合計8名、中学校合計18名
→
平成29年小学校合計23名、中学校52名)
増加の傾向にあります。
平成29年の長期欠席者の割合は小学校0.57%、中学校3.16%と中学校の方が深刻です。
一因としては、
小学校の登下校は集団で、欠席すると「欠席者カード」というものを近所のお子さんが自宅まで持ってきてくれます。
欠席者カードは、とても元気が出る素敵なカードです。
中身は、
①今日の授業(ここを勉強したよ)
②明日の時間割(持ち物、宿題の記載)
③お友達からのメッセージ(早く良くなってね・・・)
④先生からのメッセージ
ところが、
中学になると、メッセージは何もありません。
今日の授業がどこまで進んだか?時間割は?持ち物は?宿題は?
コミュニケーションが得意な親子は、早々に対処できれば問題は深刻にならずに済むかもしれませんが、今時は名簿も作らないので、次に登校するタイミングへハードルが高いです。
長期欠席の定義は市内小学校、中学校に在籍しているもののうち、病欠を除く、30日間以上欠席した者の数で、欠席は連続である必要はありません。
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