ふるさと納税による税収減

今日から3日間常任委員会が開かれます。

長久手市議会FBページから

本日は「総務委員会」、補正予算を含め3つの議案審査と3件の所管事務調査、行政視察について諮りました。

総務委員長になって、初の委員会だったので、緊張した進行になりました。

所管事務調査とは、常任委員会が自主的にテーマを設定し調査を行うものです。

今回は以下の3点の所管事務調査を行いました。
①「ふるさと納税について」
②「市役所新庁舎建設について」
③「第6次総合計画について」

①「ふるさと納税について

長久手市は「返礼品競争には乗らない」という姿勢できましたが、平成30年の長久手市民の他市町への寄付額は332,032,304円です。これにより長久手市から流出する税金は145,953,545円となります。
ちなみに、長久手市への寄付金は平成29年度1,152,000円。

返礼品競争に乗らないなんて、かっこつけている場合じゃない!
長久手市民が他の自治体に寄附してしまうデメリットが看過できない金額です。
ふるさと納税は、返礼品(特産物、観光)によって地元のPRが行えるうえ、地元企業と提携することにより労働力が創造できます⤴

長久手市の良いところ、長久手でしかできない体験を生み出すエネルギーにこそ、市民の声が生かされたら良いと思いました。

②「市役所新庁舎建設について」

執行部の説明では、10年以内を目安に市役所新庁舎とスポーツターミナルを同時並行で、一帯的整備をしていくということでした。これに対して、わかりにくさへの指摘、10年なんてのんびりせず、5年で建てられないかという声がありました。

③「第6次総合計画について」

素案に対して、会派、個人として38の意見が出ています。これに対して基本構想へ追記、表現の修正など対応していただいた途中経過を執行部に示して頂き、総務委員会で共有できました。はじめにしめされたものでは、今年度12月議会に上程予定と聞いていましたが、庁内の調整に時間を十分取る必要が出てきたため、3月議会上程予定と予定が後ろにずれました。これにより、市民の方に対するパブリックコメントは11月から12時ごろになる予定だということでした。