2050年

昨日は、教育長が9月いっぱいで交代するため、議会後の時間に最後のご挨拶ということでお話を伺った。

2つお話でした。
1つめは、文部科学省が新しい取り組みを始めるたびに現場は精一杯に取り組んでいる。
2つめは、子どもは宝、見守ることも大切だけれど、より早く、より強く、…と望むより生きているだけで儲け物の視点を忘れず、独り立ちできるようにしてあげることが大人の務めである。

市長他、答弁側の男性陣の中に一人、女性の教育長がいらっしゃることが当たり前になっていましたが、寂しくなります。ありがとうございました。

現実問題として、少子高齢化で子どもが減り大人が増えている。全国的には2050年、子どもと大人の比が1:9になることが予想されている。これは1950年当時の子どもと大人の比が1:2と比べるといかに子どもが少なくなり、大人が増えるのかがわかる。(この場合の大人は15歳以上)
より早く、より強く、…という期待や圧力が、子どもにとって励みにならず、生きづらさになるかもしれないという一歩引いた視点は大切だと改めて思った。
お父さんの背中を見てって話で悪い話は聞かないし、それぐらいの距離感も大事なのかな。

今日もお便り配布。風があり、日差しの割にずいぶん楽な一日でした。


コスモス