長野県南木曽町へ議員間交流・視察に参加させていただきました。
南木曽町は木曽川の上下流域の自治体ということで交流があります。
毎年、平成こども塾主催の夏の南木曽で川遊びというイベントが開催されていたり、市民祭などへの出店協力もしていただいています。
また、新生児誕生の長久手市からの出産祝い事業のプレゼントは、南木曽の木材を使った木のおもちゃです。昨年増築された東小学校の壁板には木曽檜が利用されています。
今回は、平成26年7月6日に発生した土石流災害の被害と復旧状況を立ち入り禁止エリアの現場までマイクロバスを出していただき説明していただきました。
お盆休みの最終日ということで、工事車両は少なかったのですが、普段は1日に300台ほどが行き交うそうです。
小学校の校庭がダンプなどの通り道になっていてカラーコーンが並んでいました。被害の記憶の傷がこどもの心に大きな負担になっているということもお話いただきました。
工事は、今年度3月までに全て終了の予定だということです。いろいろな顔をみせる大自然の中でいかに安全な暮らしを取り戻し、安心して暮らしていけるかを国、県、町、林野庁が協議し復旧に向けて全力で取り組んでいる様子がわかりました。
1日も早い復旧をお祈りいたします。
木曽檜の家づくりをしている会社も見学させていただきました。木曽檜の山は100年後、1000年後に使われることを想定し育てているそうです。間伐材は余すところなく大切に使っていること、山を整備することの公益性についてのお話では木曽檜への愛を感じました。
普段の生活の中では整備された森の力を感じにくいですが、保全への教育、環境学習が大切だと感じました。
議員間交流ということで、南木曽ではお盆中だというのにたくさんの関係者の皆様にお世話になりました。ありがとうございました。
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