今日は、あいちフェア体験プログラム「親子料理教室」に長女・次男と3人で参加しました。
講師の先生は、名古屋文化短期大学の鳥居久男教授。
大きくよく通る声で、楽しく実習させていただきました。
メニューは、あいちの食材を使った「天巻き・煮味噌・鬼まんじゅう」。
天巻きは、名古屋めし「天むす」をアレンジした鳥居先生のオリジナル料理でした。
カツオ節を鍋で乾煎りしてふわふわのカツオ節がカサカサの熱いカツオ節になるところを触って確かめるところから始まり、みりんを火にかけ、鍋から炎が立ちアルコールを飛ばす様子を見て、同量の醤油を加えたものは味見しました!
美味しい!と一緒に、熱や香り、炎を見ることで良い体験ができました。
かんたんに作れ、オヤツに作り置いておいても良いなと思いました。
三河地方の伝統的な家庭料理「煮味噌」は、家庭によって入れる具材が違うようですが、豆味噌赤味噌の文化のある愛知県ならではの郷土料理です。
鳥居先生が子どもの頃は、夕ご飯がご飯と煮味噌だけのことも多かったと聞きました。
大根は拍子切り、里芋は半月にスライス、こんにゃくは短冊切り、さつま揚げは薄くスライス、ゴボウはささがき、人参はいちょう切り、長ネギは小口切り、椎茸は千切りと、いろいろな切り方と形を楽しく体験できました。鉛筆削りは機械に頼っている現代っ子は、ゴボウのささがきが一番難しかったようです。
大根はエジプトが原産地で、シルクロードを渡り愛知で作られるようになったこと。江戸にあがった徳川家康が農民と種を持って江戸に行ったため、東京に大根が運ばれたなど面白い話もたくさん聞かせていただきました。
鬼まんじゅうは、ゴロゴロ、ゴツゴツ入ったサイコロ状のサツマイモがゴツゴツした鬼の金棒を連想させることから鬼まんじゅうと言うらしいと聞きました。
蒸し器で20分。大きいお饅頭から小さいものまでたくさん作りました。
空いた時間に先生が、飾り切りを見せてくださいました。
人参のわさび入れ、人参の蝶々、大根の菊など感動しました。
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