平成23年度長久手町教育講演会[7月2日(土) 文化の家森のホール]
作家・高野山真言宗僧侶の家田荘子氏を講師に『ティーンからのメッセージ ~知ってもらいたい。子どもたちのこと~』お話をいただきました。
代表作『極道の 妻(つま)たち』は映画で知っていてなぜか強い女のひとをイメージしていましたが、実際は要領が悪く傷ついて今まで育ったといった、優しい感じの人でした。
自らが受けたいじめの体験を交えたお話から『今でも子どもの時の苦い経験が一番のトラウマ』だと話していました。
子どもたちは演技上手で、普段、親子や教師と子どもの間で会話がたくさんあるようでも、子どもたちは大人が心配しないように演技している。
それは、感心するほどとても上手。
いじめる子もいじめられる子も演技が上手で、親や大人にバレて面倒なことは話そうとはせず、そんなことはなかったように振舞う。
親にできることは、子の持つ個性の種を見つけ、育ててあげること。人より長けたところを見つけほめてあげること。それぞれ咲き時が違い、個性は素敵なこと。スタートするのに、遅すぎることはない。大きなこと、小さなこと、一度挫折したことでも、やりたいことを成し遂げるために大切なのは、立ち止まらずに一歩前に出ること。
近著のサイン会を帰りに行っていたので、一冊サインを書いていただきました。
お遍路に月曜からまわるとお話しされていたので、「私の父も四国を4度まわりましたよ。気をつけていってきてください。」というと、何かにっこり笑っていました。
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