昨日5月31日午後から瀬戸市にある公立陶生病院で陶生病院組合議会臨時会が開かれ出席しました。
改選後1回目ということで、受付でくじを引き、座席番号を決めました。
私(なかじま和代)は5番でした。
開会すると、年長者が仮議長を務め議長選挙を行いました。
新体制が決まりました。
議長は、瀬戸市の伊藤けんじ議員
副議長は、尾張旭市の若杉たかし議員、
監査委員は、瀬戸市の髙島淳議員です。
議案第4号の補正予算案について、事前に通告していた質問に加え、再質問2回を行いました。
Q1
建設改良費8,250万円の内訳としてポータブル撮影装置、プラズマ滅菌器が計上されている。
①機器の取得は長年利用したことによる買い替えを行うのか。
②取得する際の想定価格はどれほどで、それ以外に予定している支出はあるのか。
③それぞれの機器の導入により期待される効果はどのようなものがあるのか。
④取得する機器類は日本製か。
A1
①機器の取得は、新型コロナウイルス感染症緊急包括支援事業の補助を受け、新型コロナウイルス感染症治療に必要な現有機器を最新にする。
②取得価格は、今後の調達事務手続き上支障をきたす恐れがあるため差し控える。
ほかに、購入予定の機器は、内視鏡システム、
血液浄化装置、一般X線撮影装置を予定す。
③機器導入による効果は、補助の目的でもあります新型コロナウイルス感染症重点医療機関として、器械設備整備により診療環境の充実が図
られること。
④導入予定機器は、日本製が主体。
Q2
取得するポータブル撮影装置、プラズマ滅菌器について
①改良ポイントと中古機器の処分方法はどのようか。
②それぞれの装置は、どのような資格の職員が業務で使用するのか。機器導入に伴い新たに研修などが必要になるのか。
③ポータブル撮影装置は、撮影室まで行かなくても病室のベッドでレントゲンが撮れるメリットがあるが、同じ病室にいる他の患者や医療従事者へ放射線被ばくなどの心配はないのか。
A2
①改良・改善ポイントは、現有機器の導入から15年〜20年が経過しているため、性能・操作性ともに格段に向上している。
また、中古機器の処分方法は、現有機器を一定期間バックアップとして保有し、最終的に処分する場合は、廃棄業者による廃棄処分を
想定している。
②ポータブル撮影装置は、診療放射線技師が使用する。プラズマ滅菌器は、特段の資格は必要ない。
両機器とも、同等の機器を現有しているため、特段の研修はなく使用可能。
③ポータブル撮影装置で放射線被曝の心配は、装置から2メートル以上離れれば自然界からの放射線と同レベルとなり、同室の患者さんへの影響はない。運用上は、付添の方などは、撮影時に退室いただいて撮影する。また、医療従事者は防護具を装着したり、機器の後ろ側に立つな
どの対策を行う。
Q3
導入予定機器は日本製が主体との答弁であったが、昨年の新型コロナウイルス感染症の感染拡大によりマスクを始めとする医薬品の品薄に始まり、国産ワクチンが無いことなどから今も不安を抱えている市民は多い。自国のもので国民を守るという安全保障の観点に加えて、資源の乏しい日本にとっては経済成長を担うために医薬品・医療機器産業の支援は重要だと考えている。国産を使ってほしいと考えるがどうか。
A3
国産機器を優先すべきではとの提言ですが、機器の購入にあたっては、価格とともに医療現場の求める性能、操作性を考慮し機種選定を行う。結果的に日本製品以外の製品となる場合もあるので、理解いただきたい。
公立陶生病院の組合議会議員ははじめてだったので、様子がわからず少し不安でしたが、長久手市議会から木村さゆり議員が一緒で色々教えていただきました。議案質疑のために2度ほど事前に陶生病院に伺って、病院の様子も少しわかってきました。
また、議長になった伊藤けんじ議員は初の組合議員から四半世紀と大ベテラン‼︎議員としての活動と質問の際の俯瞰した姿勢を教えていただきました。
2年間の任期をしっかり果たしていきます。
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