5年の間に急になぜ?おそらく今が市の経営のターニングポイント

予算決算委員会→全員打ち合わせ会

予算決算委員会では大島教育福祉分科会長からの報告に続けて議案の審査が行われました。
・議案第28号 令和元年度長久手市一般会計補正予算(第2号)
・議案第29号 令和元年度長久手市介護保険特別会計補正予算(第1号)

どちらも賛成全員で可決しました。

その後、全員打ち合わせ会では7つのこのについて報告を受け質疑が行われました。

①子どもの預かり事業(令和2年度〜)
目的:子育て中の保護者を対象に医療機関・検診の受診や短時間の就労および買い物などの間、育児から離れる時間を確保することを目的に市の事業として実施する。

場所:高齢者生きがいセンター1階作業室
対象:1歳、2歳を10〜15名(詳細は今後決定)
※保育士2名、シルバー人材センター会員を補助員として配置し、平成30年度実施の子育てアンケート「息抜きがしたい」50%に答えるということでした。

「息抜きしたい」と半数が答えていることを受け止めた対応に感謝します。

先日の一般質問で、子育て中の保護者が医療機関・検診の受診の際の預かり事業を提案しました。保健センター、市役所のすぐ近くにできるので、便利に使っていただけるように今後の検討を進めていただきたいです。

②IKEA長久手から約60万円相当の寄付
西庁舎1階子育てセンターにテーブル、ベビーベット、カーテンなど74品の寄付がありました。

③上郷保育園等移転新築工事の事後審査型一般競争入札の不調
第1期(令和元年度)+第2期(令和2年度)の工事の入札が不調になりました。
当初の予定が後ろにずれることになり、令和2年4月移転が8月に遅れることになる。
※オリンピックパラリンピックの工事の影響とみられる人手不足による入札不調との説明でした。木造木質にこだわった結果の人手不足ではないか?市の自主事業の障がい児支援政策「すぎのこ」は事業をやめ、スペースは何かに活かすとの説明。

④長久手温泉との意見交換会の実施についての告知
7月5日報告書配布後、7月12日までに質問があれば提出する。

⑤市の財政状況と行政改革の重要課題について

行政改革はしばらくぶりの取り組みになる。平成17年〜21年「長久手町行政改革推進計画」では8,000万円の効果があった。
中期財政計画」、そして「行政改革指針(改訂版)」を発表したが、
「5年の間に急に長久手市の財政が悪化したか?」

⑴すでに借金依存体質
⑵長久手市が不交付団体
⑶人口増によるプラス(税収増)とマイナス(経費増)
(総務部長)おそらく今が市の経営のターニングポイントである。 20年、30年後に大きなツケを残すことになる。選択と集中をしなければいけない。・・・

※今回、議会では、行政改革のまず第一段階であり、資料は全50ほどある項目のうちの10項目について提示と説明を受けました。

7月10日までに意見を提出することになっています。一部のみの資料では全体像が見えず、意見が偏ると意見しましたが、用意することは難しく「中期財政計画」の12ページからをみて各自で考えてもらいたいとのことでした。

⑥議員の窓口対応について
政策について質問や意見がある場合、窓口での滞在が長くなる場合は議会の持つスペースへ呼び出して欲しいが、基本的には今まで通りに。

⑦議会事務局より報告