今期最後の一般質問を終えました。
保育園への看護師配置を要望してきましたが、平成31年度予算に看護師配置が予算化されました。医療的ケアが必要な園児を受け入れるためですが、「施設側が看護師を配置すること」は大変意義深いことです✨
教育について。
公教育に閉塞感を感じていました。
変わらないんじゃないか、こんなに不登校が増え、このままでいいはずが無いのに…。
といった思いがありました。
学校ってなんのためにあるんだろう?」をずっとずっと考えいます。
12月の一般質問で「夏休みの宿題は必要か?」と質問してから、いろいろな方からお話を聞かせていただき、
工藤先生の本当の出会いもあり、その後工藤先生のお話を聞きに3度行き何だかんだで、希望が見えてきました。
公立の学校は、地域の子どもが安心して「明日も行きたいな」と思える学びの場であるべきだと、伝えました。
一番伝えたかったことです、伝わったかな。
不登校児の問題について。
長久手市では、不登校児童のために適応指導教室=N-ハウスがあります。
このN-ハウスが安全な居場所だから拡充していくという計画です。
年々不登校児が増えているのは社会が変化しているのに、いつまでも古い慣習を踏襲し、学校は変わらないからじゃないか、枠に入らないからと外側に安全な居場所を作るのは、目的を履き違えていないか?
外側に居場所(N-ハウス)をつくるのではなく、学校が安全な場所になることが大切なことだと、問題提起しました。
N-ハウスになら行ける子どもは、何が課題で地元の学校へ行けないのでしょうか?
そこにとことん、寄り添えないのか?
策定中の長久手市教育振興基本計画について。
教育基本法に「伝統と文化を尊重し、それ らをはぐくんできた我が国と 郷土を愛するとともに、他国 を尊重し、国際社会の平和と 発展に寄与する態度を養うこ と。」の記述がありますが、今回策定中の長久手市教育振興基本計画には、多文化共生として外国語、外国の文化を知ることは書いてあるけれど、日本を知ることなどは書いてありません。自国の成り立ち、文化を知ることはとても大切だと考えています。
このことを質問すると、「当たり前のことだから計画に書かない」ということでしたが、納得できません。(パブリックコメントを28日まで受付中です。)
教育部長から学校の目的を答弁いただいたものは、その当たり前のことを言っていただきました。
計画にないものは、いずれ無くなっても、わかりません。
当たり前のことだからこそ、計画の中にまずあるべき姿から載せて行くべきだと思います。
私にできることを探りながらも毎議会一般質問をしてきました。
60分と限られた時間ですが、思いが伝わりカタチになったものがあります。
今回も時間いっぱい使いました。
頭を切り替え、明日の総務委員会に備えます。
長久手市議会議員 なかじま和代
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