家庭科の栄養指導や給食の献立作りに使われている日本食品標準成分表が5年ぶりに改定され本日発表されました。
主な改定点は掲載食品数を1878品から2191品(313品増)にしたことです。
追加された食品は
(1) 日本人の伝統的な食文化を代表する食品(刺身、天ぷら等)
例:(刺身)まだい、ひらめ 等、(天ぷら)さつまいも、きす 等
(2) 健康志向を反映した食品
例:五穀、発芽玄米、あまに油 等
(3) 子どものアレルギー増加に配慮した食品
例:玄米粉、米粉パン、米粉めん 等
(4) 栄養成分表示の義務化にも対応した調理後食品
例:とりのから揚げ、とんかつ、魚のフライ、肉・野菜等の焼き・ゆで 等
成分表がインターネットに公開されたことも新たな取り組みのようです。
文部科学省の日本食品標準成分表の改訂版
今回の改定で、成分表示の値が大きく変わったヒジキが新聞に紹介されていました。
鉄分が100gあたりで、55mg →6.2g!
・・・製法により成分が異なる可能性の指摘から再分析した結果だそうです。
10分の1近い減りようにビックリしました。
妊娠期、苦手だったヒジキを薬のつもりで食べていたのですが、鉄鍋の購入を先にすべきでした。
繰り返し食べたことで、今は好きな食べ物になり、食卓にも度々のぼります。
お弁当にもヒジキ
食生活の変化だけでなく、使う鍋、包丁などの調理器具にも目を向けなければ…!
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