『一途、ひたすら、精一杯』 稲川素子

数日前の朝の情報番組に出演されていた稲川素子さん、50歳まで専業主婦だった方が起業し、77歳の現在も大学院生?!と不思議な生き方を見てみたくて、読んでみました。

本の中から、心にグッときた3つのエピソード

1.娘のピアノの練習不足を小島先生にしたとき、先生は
『人にはそれぞれいろんな事情があります。でも、他人は結果しか見てくれないのです。ね!そうでしょ!あなたのお嬢さんが将来大きなホールで演奏したとき、腱鞘炎を起こしていて思うように弾けなかったとしても、そのことを二千人のひとりひとりに言い訳するのですか?演奏者は演奏した結果でしか評価されないでしょう!』

2.何かの役に立つだろうと、日にちや値段の記入されていない領収書を取っておいたら、それを見つけ捨てた主人に
『お前はいつからそのようなことを覚えたのだ。お前はいい死に方をしない!そんなことをするのだったら、経理はほかの人を雇いなさい。自分は誰が見ていようと見ていまいと世間に後ろ指をさされることはしたくない』

3.おわりに
私の残された人生、たとえどのような苦境に遭遇しましょうとも、そこには一筋の光をみいだし、希望をつなぎ、いつかまた心をときめかせながらその道を一途にひたすら歩んで行きたいと思います。『精一杯は万策に勝る』と私は信じています。

よーし、私も結果で評価されるよう精一杯にがんばって、言い訳しないで生きていくぞー!

ね、読んでみたくなったでしょ。