令和4年3月定例会(代表質問)

令和4年3月定例会 録画映像

代表質問
なかじま 和代 議員(香流)

1.「子どもが元気に育つまち」について
2.ジブリパーク誕生について
3.選挙における投票環境について

1 「子どもが元気に育つまち」について

新型コロナウイルスとの共存が3年目に入った。さまざ まな少子化対策が実施されているが、令和2年の出生数は 84万3,321人と過去最少であった。子どもが元気に 育つまちになるためには、今いる子どもへ直接できる支援 に加え、結婚・子育て世代が将来にわたる展望を描ける環 境をつくることが必要だと考える。
(1) 文科省が教科担任制の優先導入を求めているのは英 語、算数、理科、体育の4教科であるが、本市ではどの ように実施されるのか。
(2) GIGAスクール構想により小中学校の生徒に、1人 1台端末が行き渡った。デジタル社会を生き抜くため に、意図する学習を超えた活用ができる児童の育成が目 標だと思うが、家庭での利用環境はどのように整えたか。
(3) 学校健診の本市の実施状況と結果はどのようか。
(4) 令和3年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査の合 計点は令和元年度に比べ、小・中学生の男女共に低下 し、肥満割合が増加していた。本市の状況はどのようか。
(5) 小規模保育事業所の新規開設で保育園の待機児童は解 消されるか。
(6) 「養育支援訪問 家事育児援助」はヤングケアラー対 応にも利用可能か。
(7) 地域で子育てを応援する趣旨から保育園おたすけた い、児童館おたすけたいがある。ながくて地域スマイル ポイント事業の対象となっているが、おたすけたいの活 動を小学校のボランティアへ広げる考えはないか。

2 ジブリパーク誕生について

施政方針において、ジブリパーク誕生を本市にとって極 めて大きな出来事としながらも、政策「みんなで未来へつ なぐ 緑はまちの宝物」の中で、自然との共生や緑化の推 進のみであった。総務くらし建設委員会で三鷹市「三鷹の 森ジブリ美術館」、飯能市「ムーミンバレーパーク」を視 察し、「ジブリパークがあるまち」を市が市民と一体と なって盛り上げていくためには、本市に今ある財産を見直 し活かすことが肝要だと考える。
(1) 市制施行10周年を記念し、長久手オリジナルのキャラクター制作をスタジオジブリに依頼できないか。
(2) 令和4年11月1日のジブリパーク誕生が発表され た。愛・地球博開催時のように、市民が誕生を実感しメ リットを感じることができるように内覧会の開催や保育 園児などへの招待を実施できないか。
(3) ジブリの世界は、映像と音楽で成り立っている。キャラクターなど著作物への理解を深めるため、著作権制度の学習を職員向け、市民向けに開催しないか。
(4) 夢童由里子氏の作品が市内にたくさん存在するが、どのような経緯で設置されたものなのか。

3 選挙における投票環境について

急速に高齢者が増える中、障がい者だけではなく高齢者 も含めた全ての有権者が投票しやすい環境をつくることが 必要である。
(1) 代理投票と点字投票の制度があるが、どのようなマニュアルで運用されているのか。また、それら制度を必 要とする方に選挙公報はどのように届けられているの か。
(2) 期日前投票所の増設や共通投票所の設置、投票場所までの移動支援などが必要ではないか。