令和3年9月定例会

令和3年9月定例会 録画映像

一般質問
なかじま 和代 議員(香流)

1.児童生徒の安心安全な教育環境について
2.長久手市内及び近隣史跡・遺跡の活用について
3.長久手の公立保育園について

1 児童生徒の安心安全な教育環境について

児童生徒を性犯罪から守るため「教育職員等による児童生徒性暴力等の防止等に関する法律」が令和3年5月に成立し、6月に公布された。子どもたちが長い時間を過ごす学校で、信頼すべき教員による犯罪が起きてはならない。
(1) 子どもは、わいせつ行為を受けた場合にそれを加害行為と認識できない場合や、教員との関係性から声を上げにくい場合が考えられる。実態把握のためにどのように取り組んでいるか。
(2) わいせつ行為の被害者が通報・相談する窓口の設置及び周知の状況はどのようか。
(3) 教員には、犯罪であるわいせつ行為を起こさせないこと、事案が発生した際に適切な対応をすることが求められる。教職員研修はどのように行っているのか。
(4) 教員によるわいせつ行為が疑われる情報があった場合、 学校内でのみ対処するのではなく、校長は教育委員会に 確実に報告するべきであることを文部科学省は示してい るが長久手市教育委員会は各学校に対してどのように指 導しているのか。

2 長久手市内及び近隣史跡・遺跡の活用について

(1) 市役所から北に約9kmの名古屋市守山区上志段味には 国史跡「白鳥塚古墳」の他に約70基の古墳が集中する国 史跡「志段味古墳群」がある。長久手市内にある15基の 古墳との関係はどのようか。
(2) 小学校、中学校で児童生徒がリアルな文化財に触れ学べる機会はどのようになっているのか。
(3) 文化財マップやパンフレットなどをホームページで公開しないか。

3 長久手の公立保育園について

長久手の公立保育園では、埼玉県深谷市にある私立さくらんぼ保育園の園長だった斎藤公子氏の保育「さくら・さくらんぼのリズム」などを実践している。
(1) 斎藤公子氏の保育は、どのような経緯でいつから長久手の公立保育園に取り入れたのか。
(2) 平成30年4月に文部科学省の「幼稚園教育要領」、
厚生労働省の「保育所保育指針」、内閣府の「幼保連携型 認定こども園 教育・保育要領」が改定され、幼稚園、 保育所、認定こども園全てで「幼児期の終わりまでに育 って欲しい姿(10の姿)」が共通の指針となった。この指 針に照らし合わせた場合、斎藤公子氏の保育を長久手の 公立保育園でどのように受け止めているのか。
(3) 保育内容の伝承、保育士研修はどのように行っているのか。
(4) 公立保育園の方針や特色、子どもの育ちを保護者、市民にどのように情報発信しているか。