平成30年9月定例会

1 足育について

現代は子どもの約8割が足に何らかの異常を抱えていると言われ、高齢者の要介護の原因となる「転倒」は足指が浮いている浮指が本質的な原因だと考えられる。幼児期から足指を鍛え、体幹を安定させることで、正しい姿勢が身につき、集中力の持続・学力運動能力の向上とともに、生涯寝たきりにならず健康な体を維持することにつながる。
⑴ 足育を調査・研究したことはあるか。
⑵ 足育を普及・啓発を行う考えはあるか。

2 ふるさと納税のガバメントクラウドファンディングの活用について

ガバメントクラウドファンディングは、自治体が抱える地域課題や社会問題の具体的な解決の支援として、共感した方からふるさと納税による寄付を募る仕組みで、まさに想いをかたちにできる制度である。市長は7月27日に猛暑が子どもたちの生命をも脅かすほどであるとの認識から「小中学校のエアコン設置の方針について」声明を出された。子どもたちが安心して過ごせる教室へのエアコン設置は必須だと考えるが、加えて通学路のアスファルトは反射熱により小さな子ほどダメージを受けており、遮熱性塗装が必要だと考える。ガバメントクラウドファンディング を活用し猛暑対策をしないか。

3 色覚特性に対する取り組みについて

人間の生まれつきの色の感じ方は、大きく5つの型に分けることができ、それぞれの色覚型には色の感じ方に異なる特徴がある。多くの人と異なる色覚を持つ人は、日本人男性の20人に1人おり、女性は500人に1人と推定されている。学校保健安全法により、学校における色覚検査は希望者に対し個別に実施されるようになった。
⑴ 見え方を知る必要性とともに色覚の多様性についてどのような認識か。
⑵ 色覚検査の受診率はどのようか。
⑶ 教材、配布物、板書の対応はどのようか。
⑷ 保護者に向けてはどのような情報提供が行われるのか。

4 性教育と妊娠期からの支援について

東京都目黒区で発生した女児虐待死事件などの痛ましい虐待事案の再発防止を目的に本市の取り組みを伺う。
⑴相談体制の充実を図るため、子育て世代包括支援センター、子ども家庭総合支援拠点の配置および設置予定はどのようか。
⑵平成29年度よりスタートした助産師による訪問型産後ケア事業の目的と利用状況はどのようか。
⑶児童虐待の死亡事例には、0歳児、0ヶ月、0日の事例が多い。こうした事例については、予期せぬ妊娠など子どもを産む前の問題も重要である。正しい性の知識の普及が重要と考えるが、学校における性教育の実施状況はどのようか。

5 観光みやげ推奨品の認定制度について

旅の締めくくりに欠かせない「おみやげ」は、遠方までその土地の魅力を伝えるツールと考えることができる。長久手市においても、本市の観光と産業を振興し、名産品・おみやげ品を発掘・育成するために、地元で作られている品をお勧めし、おみやげとして後押しする取り組みが必要ではないか。