平成30年6月定例会

1 北朝鮮による拉致問題の理解促進について

⑴ 北朝鮮による拉致問題について、小・中学生が人権問題として関心と認識を深め、社会的な課題を解決しようとする姿勢を育むことは大変重要である。国が作成した北朝鮮による日本人拉致問題啓発アニメ「めぐみ」の上映状況はどのようか。
⑵ 拉致問題への啓発にどのような取り組みをしているか。

2 小学校・中学校への提出書類への署名、捺印について

学校への提出書類に署名、捺印を求める書類が増えているが、どのような目的を持って行われているのか。
⑴ 平成30年2月に小学校・中学校の学校給食の申込みについて教育委員会教育長名でお便りがあった。学校給食法に基づいて給食費は保護者負担であることを記し、「学校給食申込書」の提出を求めたお知らせである。「学校給食申込書」には、申込日の記入に続き、給食を食べる人の住所、氏名、生年月日、申込者として保護者の住所、氏名、続柄、捺印が必要な申込書となっていた。学校給食は教育的意義を有するものであるはずが、申込書が必要になった経緯はどのようなものか。
⑵ 1名の児童が学校へ提出する書類で署名、捺印が必要な書類は1年間にどれくらいあるのか。

3 学校の危機管理について

⑴ 長久手市立の保育園では防災頭巾の購入が義務付けられ、教室移動の際には携帯しているが、小学校、中学校での防災頭巾の取り扱いはどのようか。
⑵ 平成29年第4回定例会で小学校、中学校でのJアラート、警報システム等、学校の放送システムとの連携ができていないことは課題で、今後防災部局と協議していくということであったが、連携の見通しはどのようか。
⑶ 避難のためにも、中学校の指定スリッパは見直しが必要ではないか。

4 古戦場公園再整備計画について

古戦場公園再整備基本計画が平成29年3月に策定されたが、当初移築予定であった古民家を利用した歴史民俗体験施設は移築中止になった。体験施設、収蔵庫としての機能を重視すると古民家にこだわらず、和楽器体験ができるスペースや湿度などをコントロールできる機能的な建物にすべきだと思うがどうか。

5 職員の服務規程について

「みんなでつくるまち条例」が平成30年第1回定例会にて可決され、平成30年7月1日から施行されるが、「職員は、長久手市全体を職場と捉える」とある。
⑴ 市役所職員はどのような手続き、管理体制で庁舎から出かけることになるのか。プライベートと公務は市民から見分けられるか。
⑵ 次期総合計画では市政の基本目標が「職員が飛び出すまち」となっているが、職員が飛び出すことが市役所の主たる目標であることに違和感があるがどのように考えているのか。