令和3年12月定例会

令和3年12月定例会 録画映像

一般質問
なかじま 和代 議員(香流)

1.公園を中心とした魅力ある住環境整備について
2.おむつについて
3.公共施設の安全と護身術の習得について

1 公園を中心とした魅力ある住環境整備について

市内にある都市公園の適切な維持管理を続けていくため 平成31年3月に都市公園施設長寿命化計画が策定され た。本市の状況としては、現在の愛・地球博記念公園に令 和4年秋にジブリパーク第1期として、青春の丘エリア、 ジブリの大倉庫エリア、どんどこ森エリア、令和5年度に は、第2期として、もののけの里エリア、魔女の谷エリア が開業する。そして、古戦場公園には令和7年度、ガイダ ンス施設の開業が予定されている。日本の人口が緩やかな 減少を続ける中、長久手市は未だ人口が増加しているが、 高齢化の進展や、厳しい財政状況が続いていることからも、 公園は、遊び、スポーツ、健康増進、防災など地域活動の 拠点としてだけでなく、ジブリパーク、長久手古戦場とい った観光地の公園として、使い勝手や必要性を見直し、再 整備や維持管理する必要があると考え、以下の質問をする。
(1) 都市公園に加え、ちびっこ広場などの児童遊園も含め、トイレや遊具のユニバーサルデザインや、バリアフリー化をさらに進める考えはあるか。
(2) 利用状況の調査を行っているか。
(3) 公園でキャンプすることは可能か。
(4) 市民の日常利用に加え、観光客の動線など市内外からの利用など新たな課題に対応し、公園の将来あるべき姿を示し、その実現に向けて公園施策を推進するために公園整備マスタープランを策定しないか。

2 おむつについて

出産後すぐに授乳とともに必要なのがおむつである。多 くが2歳から3歳で一旦卒業するが、大人用紙おむつは、 心配のある方もはくことで外出しやすく、夜ぐっすり眠れ るなど、利用者の生活の質を向上させる製品に進化し、高 齢化に伴い使用済み紙おむつは年々増加している。
(1) 平成30年第4回定例会、令和元年第2回定例会で、 紙おむつの持ち帰りをやめ、公立保育園で使用済みおむ つを処分できないかを提案し、「紙おむつを保育園での処 分を実施している自治体もあることから、まずは他自治 体の実施状況や保護者、保育士の意向などを調査したい」 との答弁であったが、未だ持ち帰りが続いている。調査 状況はどのようか。
(2) 公立保育園では各家庭から持ち込んだおむつを使用す る仕組みだが、保育園で一括購入し、利用者は定額料金 を払うおむつのサブスクサービスを展開できないか。
(3) 新しい市民の出生を祝福し、少子化対策及び子育て生 活支援を図ることを目的として、乳児おむつの購入助成 を行わないか。
(4) 環境省より「使用済紙おむつの再生利用等に関するガ イドライン」が策定された。紙おむつは、一般廃棄物の 4〜5%を占め、2030年にはその割合が7%まで増 加することを試算している。上質パルプを主原料にして いることから、リサイクルによるパルプ等の有効利用に 取り組んでいる自治体があるが、現時点でごみの減量が 重要課題となっている本市では、今後どのように取り組 む考えなのか。

3 公共施設の安全と護身術の習得について

今年8月小田急線で起きた無差別刺傷事件に続き、10 月には京王線で刃物を持った男による放火、傷害事件があ った。また、その後は、鉄道上に限らず、こども園や全国 で同様の事件が起きている。
(1) 保育施設、教育施設を含めた公共施設は犯罪行為に対 して、どのような対策をとっているのか。
(2) 今年度セルフディフェンス講座を一部の学校で実施するが、義務教育期間中に、暴力から身を守る護身術を学ぶ機会を設けることができないか。