令和2年6月定例会

令和2年6月定例会 録画映像

一般質問
なかじま 和代 議員(長久手グローバルネット)

1.災害時の備えについて
2.健康寿命と運転寿命の延伸について
3.教育行政について
4.医療費助成について

新型コロナウイルスの国内および愛知県内感染拡大により、月定例会での一般質問が中止となったため、3月に予定していた質問に重なる部分も多く通告しました。6月議会前に新型コロナウイルス対応の補正予算などを審査するための臨時議会が3回開かれました。議場及び控室で3密回避、傍聴者への検温など感染拡大防止のための対応がされました。暑い日が続きマスクを着用しての質問は息苦しさもありました。

本会議の録画配信はなく、一般質問についても機器により見れないなどオンラインの環境が悪いことが浮き彫りになりました。これらについては3月設置の議会改革特別委員会で話し合いを進めていきます。

1.災害時の備えについて
2.健康寿命と運転寿命の延伸について
3.教育行政について
4.医療費助成について

 災害時の備えについて

中華人民共和国湖北省武漢市において令和元年12月以降 発生報告のある肺炎、新型コロナウイルス「COVID-1 9」の日本国内感染者が1月16日に確認された。その後も感 染者数が増加し、マスクやアルコール系消毒薬などの品切れ で緊張感の増す中、全国に緊急事態宣言が発令され、国からは 「新しい生活様式」が示された。集団免疫6-7割を収束の目 安と考えると5月25日に宣言が解除され、休業要請施設の 緩和が進んでも第2波に対応した社会の構築が必要になる。

(1) 長久手市の備えはどのようか。
(2) 長久手市新型インフルエンザ等対策行動計画は平成27 年3月策定され「市民生活及び市民経済の安定の確保」とし て感染症対策等の十分な事前の準備を啓発することになっ ているが、市民、市内事業所の感染症対策、備蓄状況を把握 しているか。また、啓発は十分行えているか。
(3) 令和元年10月25日厚生労働省からの通知「災害時に おける授乳の支援並びに母子に必要となる物資の備蓄及び 活用について」で液体ミルクの備蓄を進めるよう通知があ った。長久手市でも備蓄が必要ではないか。

2 健康寿命と運転寿命の延伸について

今年度介護保険特別会計の予算はおよそ27億円となり、 10年前のおよそ2倍になった。「人生100年時代」をいき いきと自分らしく安心して送れるような施策が求められてい る。
(1) 認知症対策の効果検証はどのように行っているか。
(2) 高齢者が運転免許証を返納することが推奨されていると 感じる。国立長寿医療研究センターでは運転寿命の延伸に ついて研究を進めている。運転を中止すると、生活の自立を 阻害したり、うつなどの疾病発症のリスクを高め、寿命の短 縮にもつながることが指摘されている。安全に運転できる 期間(運転寿命)を伸ばしていくことが健康寿命の延伸に重
要であると考えるがどのような施策を進めるのか。

3 教育行政について

(1) 国は子どもたち一人ひとりに個別最適化され、創造性を 育む教育ICT環境の実現に向けて「GIGAスクール実 現推進本部」を令和元年12月19日設置し、全国一律の環 境整備が必要だとの考えのもと予算を組んでいます。新型 コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため長期間の学校 休業が行われたこと、今後も「3つの密」を避ける必要があ ることから、国は環境整備の予算を前倒した。長久手市はど のように進めるのか。
(2) 新型コロナウイルス感染症への感染が不安で休ませたい と相談があった場合は「出席停止」として記録し欠席扱いに しない柔軟な対応を取ることになっている。不登校児童生 徒を含め、学校に来ない児童生徒の教育を受ける権利をど のように保障するのか。また、健康診断はどのように行うの か。
(3) 休業開始により給食中止となった「3月2日分は、代金を 支払い業者へ食材を返却」と聞いているが、支払った代金は どれだけになるのか。

4 医療費助成について

高校私学通学者への助成金制度を長久手市が今年度廃止し ている。未成年である18歳までの医療費助成を行わないか。