新設中学校へ望むこと

長久手町では、新設中学校開校(平成25年4月)を予定しています。
広報でお知らせのあった、校区に住んでいるので個人的にいろいろ思うところがあります。役場へ意見を出し、賛同してくださる議員のかたにも話を聞いていただきたいと思っています。また、同じ年代の子を持つ集まりでは、いろいろな噂があります。発表されていることが断片的なので噂なのか真実なのか、誰に聞けばよいのかと。それぞれ望むことについて話が盛り上がりますが、盛り上がるだけで終わらせてはもったいないので意見を出し、多くの人が望む学校がかたちになればと思います。

要望1.『校区の子どもを受け入れること』

『そんなこと、今までだってあたりまえに出来てることでしょ』と、思われるかたもいらっしゃると思いますが、実は就学相談の過程で校区の学校へ進みたいという気持ちをあきらめ、町外の支援学校へ行くことになったかたたちがいます。新設中学校では、保護者の意向を尊重し校区の子どもが校区の学校へ進める配慮ある学校づくりが必要だと思います。

要望2.『図書室は冷暖房を完備し、学習室として使えるようにすること』

図書室を学校休業日に、学習室として使えるようにしてほしいと思います。長久手町内の中央図書館、文化の家の机・椅子のあるスペースは、夏休みをはじめ学校休業日は学生の学習の場として使われています。図書館は本来、図書館所蔵の資料を読んだり調べたりするところだと思いますが、問題集などを持ち込んだ勉強のかたで席が埋まっているのは、意欲に感心する半面で座るところをあきらめる結果になっています。新設中学校に限らず、校区の学校で図書室を開放し、『勉強・宿題のためのには学校図書室』をという誘導があればと思います。

要望3.『避難所としての設備を取り入れること』

学校が避難所となった場合、断水の場合に水洗トイレが使えなくなってします、100人が避難してきたと考えても、穴を掘って…、というのは衛生的にも問題があります。名古屋市上下水道局では、いざという時の上水の設置に加え、下水道の蓋の上に仮設トイレを置ける工夫などされています。ぜひ、このような取り組みをしてほしいと思います。また、防災会で勉強したHUGで感じたことは、避難所へは体に不安のある人ほど先に避難してこられるということです。少し考えれば当たり前のことですが、不安を取り除ける避難場所として機能できることを大前提に新設していただきたいと思います。

要望4.『アレルギーへの対応をすること』

アレルギー(ぜんそく、アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎、食物アレルギー、アナフィラキシーなど)への対応ができるよう、温水シャワーの設置や日陰場所の設置などが必要だと思います。

新設中学校は、町内の北に位置し周りには田んぼが広がっています。北保育園から徒歩で数分のところなので、子どもたちはお散歩で訪れるとイナゴを捕まえたり、山姥の森を怖がったりして過ごしています。自然がたっぷり残った場所に世界一の学校ができたらと思います。