きつつきの商売

今日は小学校の始業式でした。クラスが決まり、先生が決まり子どもたちはちょっと興奮気味に帰ってきました。
ランドセルにはたっぷりの教科書です。子どもと並んで私まで音楽、理科、国語と楽しく読みました。

三年生国語の『きつつきの商売』(林原玉枝著)。
おとやのきつつきに、お客の野うさぎ、野ねずみ家族が言葉でやり取りし、それから買った分の音を聞く。
たったそれだけのことをお話にしています。

初めのお客野うさぎの聞いた音『コーン』、次に野ねずみの家族がただで聞いたとくべつメニューの雨の降る音。
どちらも聞かせてもらおうという姿勢がなければ、きっと気にも留めないつまらないものです。
なのに、聞きたいと思う人にとっては、音がとっておきのものになる様子伝わってきて面白かったです。
どんな授業になるのかな・・・?

『きつつきの商売』は、絵本『森のお店やさん 』の中の短編です。

森のお店やさん(きつつきの商売)
森のお店やさん

先月の話ですが。
お友達のところで1年生国語にある『だってだってのおばあさん』(佐野洋子著)の一節

→99歳のおばあさんが5歳の子どもになって川を飛ぶシーン
『おばあさんはとびました おばあさんはとびました』

この文章にお子さんが、
『何で2回なの?』
と疑問に思っているというお話を聞きました。

私は、おばあさんは頭の中のイメージで一回目に飛んで、二回目には本当に飛んだんじゃないかなと思いました。

お子さんは、川の途中に石があって、まず一回目にそこまで飛んで、二回目で川を渡ったんじゃないかと思ったそうです。

小学校で、その部分を取り上げることは無かったそうで残念です。